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執筆者の写真株式会社エービーコンサルティング 鈴木健彦

西日本と東日本の違い 〜奥ゆかしいはビジネスでは通じないことも

 先週の幕張メッセのIT系の展示会では、IT企業の誘致をしたい自治体が数カ所出展していました。東北の自治体の参加はありませんでした。


 この数カ所の自治体には、日本立地センターの名刺で挨拶をさせてもらいました。

 

 東北電力勤務当時に日本立地センターに出航中、全国の様々な自治体の方と産業立地動向の意見交換をしたり、講演をさせてもらいました。東日本、特に東北の方は「いい話を聞かせてもらってありがとう」、西日本の方々は「いい話を聞かせてもらってありがとう。それでさっきの話を実現するために、〇〇したいので〇〇してくれますか」と必ずといって良いほど、次の展開の相談も付いてきました。それで日本立地センターとしての次の調査コンサルの仕事になる場合もありました。

 企業誘致活動に成果を挙げている地域ほど、「いい話」だけで終わることはなかったです。


 今回、名刺交換を終えて戻ってきてから、早速メールをもらって、名刺交換してきたことから掘り下げての相談を受けました。展示会で市場調査目的で行ってますので、多くの企業の方とも名刺交換してます。今後、DMいろいろくるだろうなと思ってますが、そのような企業の中で対応の早いところと同じタイミングです。


 決して、企業誘致に条件が良い地域とは思いません。でも、地域の熱量が、企業も人なので、その人を惹きつけることにつながります。


 地域性というのは、なかなか変わらないなと思います。レスポンスというか積極性の話です。日本の市町村は1700強有ります。I T化が進み、光回線があれば世界中の地域がライバルにな利ます。

このよう中で、この地方ならでは、この地方でなければ、というオンリーワンの強みをどのように出していくのか。

「いい地方だから、いい事あるから、来てくださいね」ではなく、具体的ことでしっかりアピール、積極性がないと勝ち残れないと思っています。




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